■監督挨拶(中村監督)
国立高等学校硬式野球部監督をさせていただいております中村と申します。
本校硬式野球部は1980年の第62回全国高等学校野球選手権大会に出場した実績を持つ伝統ある部で、学校紹介の場面などにおいても名前が出されるほどです。そんな重みのあるユニフォームに袖を通し、部員一同日々努力を重ねております。
現在(2022年8月)は39名(3年9名、2年16名、1年14名;選手と女子マネジャー(各学年1名))で活動しており、先日の第104回同大会では久々の西東京ベスト16入りを果たすことができました。これは選手の努力の賜物であり、何より橘球会の皆様をはじめ応援してくださるすべての方々のおかげだと思っております。ありがとうございました。
本校硬式野球部の一番の特徴は「選手が自ら考えて行動する」ところにあると考えています。野球だけでなく、全ての活動において生徒が主体となって行っています。同時に、それはチームとしての最大の強みでもあると思っております。ですので、自分たちで練習メニューを考え、自分たちで何度もミーティングを重ね、自分たちの目標を達成するために、選手は限られた環境や時間の中で必死にもがいています。
私も監督としてその自主性を最大限に尊重し、日々選手との「会話」を大事にしながら指導にあたっております。
橘球会の皆様には、日頃より本校硬式野球部の活動に対して多大なるご支援・ご声援をいただいていることに感謝申し上げます。今後とも、部員たちが高校野球を通じて今後の人生の基盤となる「人間力」を主体的に培っていけるように精一杯活動してまいります。
東京都立国立高等学校 硬式野球部監督
中村 優介
南平高校戦(2022年7月13日)でサイトノックをする中村監督